逆張り手法のやり方と考え方|下げ過ぎた銘柄の株価反発を狙え

逆張り手法は順張り手法の逆で、下がってきた銘柄をあえて狙い、利益を出す手法だ。これだけ下げればもう下がらず上がるだけだろうと安易に考え大損するケースも後を絶たない危険な考え方でもある。

その反面、使いこなすことが出来れば高勝率で勝てる素晴らしい手法でもあるのだ。

逆張り手法は流れに逆らったトレード手法

逆張り手法を好む人は確率論を重視するタイプに多い。これはパチンコやスロットなどにおいても同じことが言える。下がり続けてきた株価がそろそろ下げ止まるだろう。

そういう狙いで銘柄を探し、買うやり方が逆張り手法だ。

「これだけ下がったのだからもうこれ以上は下がらないだろう」

この感覚は恐らくそう間違ってはいない。かなりの確率で当たることだろう。

ただし、下げ止まったからと言って株価が戻るとは限らない。また、もし予想が外れてしまった時はとんでもない下落に巻き込まれてしまうことだってある。

パチンコやスロットで言えば、長いこと当たりから遠ざかっている台を好み打つタイプだ。

これだけハマった後だから当たりも近いだろう、そして連チャンもするだろう。

そういう考えがどれだけ危険なものか経験者ならわかるはずだ。

スロットには天井という機能も搭載されているため、1回は当たるだろう。しかし確率論を振りかざし、その天井で当たった後も深追いしてしまえば壊滅的な負けにつながりかねない。

サイコロで2回連続で1が出た次に1が出る確率。それは6分の1だ。

しかし1が3回連続で出る確率など216分の1だから起こるはずがない。

そういう考え方が危険になる。

中途半端な逆張りは地獄の入り口になりかねない

逆張りにおいて最も危険なのは中途半端な買い方をすることだ。

順張りと違ってトレンド方向は下になっていることを忘れてはいけない。

順張り手法においてもデイトレードとスイングトレードでは考え方が異なると書いた。

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もちろんこの逆張りにおいてもデイトレとスイングではまるで違う。

ただどちらにも共通して言えるのは中途半端な買い方は危険と言うことだ。そのことを十分意識した上でそれぞれの逆張りにおいてどんな目的を持って行うべきか。

どのようにリカクし、ロスカットすべきなのか考えていきたい。

デイトレにおける逆張りのやり方

時に上昇株がやや押し目を迎え、そのタイミングで買うことを逆張りと表現する人がいる。

確かに下がった株価を買うことにはなるのだが、チャートのトレンドが上向きである以上、それは順張りの押し目買いという手法になり、逆張りとは違う。

逆張りというのはあくまでトレンドも下向きとなっている銘柄に買い向かうことだ。

昨今では人間の意思を読みにくるAIアルゴリズムも多くなってきた。

逆手に取られないためには買い指値や売り指値を入れて待ち伏せする戦法がいいだろう。

デイトレで最も有効と言える逆張りは、「逆指値狩り」と呼ばれるような動きを狙うことだ。サラリーマンなど、相場を常に監視することが出来ない人は逆指値を多用する。

株価が〇〇円まで下がったら成行売りで損切りするという注文の仕方だ。

この逆指値注文はよく節目節目の価格帯に入れられることが多い。

例えば1800円を割ったら成行売りといった注文方法だ。

この逆指値が同じような位置に集中していた場合、節目を割った瞬間とんでもない下落に発展することがある。行き過ぎた株価はそこから数分かけて是正されるケースが多い。

これをフラッシュクラッシュと言う。

このような動きはそう簡単に狙えるものではないが、よく相場を観察していると、前兆のようなものを察知出来ることもある。短時間で効率的な利益を得られるため、積極的に狙いたいポイントだ。

フラッシュクラッシュとまでいかずとも、短時間ならば短時間であるほど、急落幅が大きければ大きいほどリバウンドして株価が戻る確率も上がり、戻る幅も大きくなりやすい。

ボールは高いところから落とした方がよく弾むということだ。

しかしトレンド方向はあくまで下だ。リバウンドが弱い中で欲張って粘っていれば最終的にもっともっと下まで掘っていく危険も大きい。適度に撤退することが大事だ。

長く持ち続けるタイプはコツコツドカンと呼ばれる典型となってしまうだろう。

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スイングトレードにおける逆張り

スイングトレード狙いであればフラッシュクラッシュのようなものを狙うメリットは少ない。無論メリットは大きいのだが、遭遇する回数を考えれば効率的に現実的ではないということだ。

スイングトレードであれば完全な底値を狙い、トレンド転換されるタイミングで買いたい。

理想論であるのは重々承知だ。

しかしこの理想論に近い位置で買おうとしなければ良い位置で買えることなどないだろう。

中途半端な下落で「もうこれ以上は下がらない」と考えない方がいい。

自分が欲しいと思うタイミングこそ買いなのだと思い込まない方がいい。

それが通用するのは選ばれたごく一部の凄腕トレーダーのみだ。

それならば狙うはセリングクライマックス、オーバーシュートと呼ばれる現象だ。

自分が欲しいと思ったのならば買わずとも追い掛けておくといい。常に監視しておくといい。そして考えるのだ。自分があの時買っていたらどうなっていたのかを。

あの時買わないで良かったと思っているのなら、胸を撫でおろしている暇などない。

今こそ打診買いだ。

ほとんどの人間が欲を持っていて隠すことは出来ない。そのため、買いだと判断する位置はほんの少し上にずれてしまっていることが多い。だから欲しい時に買うことは得策ではない。

そして欲しかった位置より下がった時、ホッとしているのも得策ではない。

そのタイミングこそが本当に買うべきタイミングであることも多いのだ。

また、そうでなくともそのあたりから買い下がることでトレンドの転換ポイントまで付き合えるかも知れない。ただもちろん買い下がるというやり方には大きなリスクがつきまとう。

トレンドが転換しない限りやはり下方向なのだということも忘れてはいけない。

順張りに大切なのが即決力。それに対して逆張りでは諦めるという心の強さ、潔さが必要になる。下がれば下がるほどチャンスという概念にとり付かれると一発で退場クラスの大負けに発展しかねないからだ。

心のコントロール力を身に付けることが何より大切だろう。

まとめ

どんな手法も一長一短であり、使う人の力量によって勝てるようにもなれば負けるようにもなる。そもそも手法に優劣があるならば多くの人が同じ手法を選ぶはずなのだから。

手法というのは数が限られるものの、人間の思考というのは複雑に絡み合い、その時その時で大きく変わる。株式投資において勝ち続けるためのヒントはこちらの方に大きくあるはずだ。

心の成長をまずはテーマとして欲しい。

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