株式無料メルマガ情報や株探・掲示板ニュースを利用するメリット

最近では株式投資の無料情報がたくさんあり、デイトレードでも使える。以前は無料で得られる情報の質も低く、惑わされるくらいならば知らない方が良いものもたくさんあった。

しかし今では無料情報の質も格段に高まった。スイングトレードで重要なテーマ株情報も得られる。

株式投資の世界、デイトレードの世界では努力が必ず報われるわけではないが、努力なくして勝利もあり得ない。どれだけ努力したかが成果につながることも確かだ。

矛盾しているようだが努力は非常に大切だということだ。

無料で出来る努力をしないのは怠けているとしか言えない。

出来ることは全て行い、勝ち組トレーダーに近付こう。

株無料情報の種類

無料情報とひと言で書いてもその種類は様々だ。以前は投資顧問会社が有料で情報を売ることはあったが、無料の情報は非常に少なく、某大型掲示板とヤフーファイナンスくらいのものだった。

市況かぶ掲示板にはプロも素人も入り混じって様々な意見が飛び交った。

さらに個人が運営する小規模な掲示板もあったが、かなり偏った意見が多かった。

投資顧問の有料情報は筆者も経験済みで、運良くかなり儲けさせてもらうことが出来た。

関連記事

有料投資顧問の株情報を使ったことはあるだろうか。筆者はある。初めて情報サイトから受け取った銘柄の値動きを見た時は驚愕したものだ。それほど強烈な動きだった。 テレビなどのメディアで億トレ・億り人という言葉がよく使われていた時期があった。[…]

しかし全ての情報が確実というわけでもなく、有料ゆえにもらった情報を無駄にしたくない気持ちも働き、時に強引な買い方、意地のホールドをしてしまうだろう。

現在では無料で情報を得られるツールがたくさんあり、有料投資顧問も無料で提供する情報の質を上げざるを得なくなった。個人投資家にとってはやりやすくなっている。

無料で学べる情報を紹介しよう。

・某大型掲示板
・ヤフーファイナンス掲示板
・株探
・フィスコのLINEニュース
・Twitter等のSNS
・無料で読めるブログやサイト
・有料投資顧問の無料メルマガ情報

このようなものが代表的だ。今も変わらず大手掲示板の市況かぶ掲示板は強い。ヤフーファイナンス掲示板や株探というサイトも見に行く人は多いことだろう。

それぞれ説明を加えていく。

掲示板で得る株情報

掲示板に書かれている情報は信ぴょう性が全くと言っていいほど不明だ。風説の流布という犯罪もあるため、滅多なことは書けないのだが、書いてしまう人は書いてしまう。

人によっては抑止力にならないのだ。

しかし中にはとんでもなく有力な情報もある。こちらも一歩間違えればインサイダー情報という犯罪になりそうなものだが、有料投資顧問以上の情報が書かれた過去も多い。

欠点は自分で取捨選択をしなければならないところだが、情報の質はピンからキリまであり、読み手を退屈させることはないだろう。

しかし注意しなければならない点もある。

我々は情報を得る側であると同時に情報提供者にもなれてしまうのだ。

誰でも情報が提供出来るわけだから先述のように信ぴょう性が不明となる。

思い込みというのは時に危険を呼び込んでしまうため、注意が必要だ。

書いている人もピンチになり、希望的観測で書いているだけの可能性もある。文脈から全てを判断することは難しいが、見えている部分だけを鵜呑みにしないようにしたい。

株探やFISCO等ニュース情報サイト

こちらは信ぴょう性という点においてはほぼ満点と言えよう。情報サイトを運営している以上、書き手はプロということになり、これこそ滅多なことは書けない。

おかしな情報を流せば企業そのものへの信頼が揺らぐ。

特に株探では決算情報などをスピーディーに取り上げてくれるため、有効活用している人は非常に多い。

情報元である東証の適時開示を見に行くのが一番ではあるが、どうしても面倒だという人や、決算書の読み方がいまいちわからなくてどう判断すればいいかわからない人も多い。

株探では良いニュース、中立ニュース、悪いニュースに分けてくれる。

もちろん市場期待値との差異や材料出尽くしの動きもあるため、株価が上がるか下がるかという判断は出来ない。だが良いニュースかどうかの判断は簡単に出来るようになる。

これは非常に嬉しいことだ。

FISCOはLINEニュースに登録しておくといいだろう。

週に4回ほど18時30分に配信されるニュースには市況情報だけでなく個人投資家の見解など幅広く掲載されている。会社帰りの電車の中などスマホで気軽に読める株ニュースとなっている。

ツイッター情報

ツイッターは気軽に投稿出来るSNSツールであり、投稿は掲示板以上に手軽だ。

しかし匿名性という点においては掲示板よりもない。確かにツイッターIDや名前から本名などを特定されたりはしないが、そのハンドルネーム(HN)と本人は紐づけ出来る。

そのため風説の流布やインサイダー情報などの犯罪につながる情報は少ないだろう。

どちらかと言えば殿様イナゴの買い煽りなどが多く、イナゴトレードの温床となっている。

イナゴトレードについては過去に説明した。

関連記事

イナゴトレードというトレード手法をご存知だろうか。今や知名度も高くなり、数も多くなったイナゴトレーダーだが、正しいやり方をしている人は少ない。 イナゴトレードは間違ったやり方をしていると信じられないくらいの速度で退場に追い込まれる。い[…]

どの道にもプロはいるもので、プロイナゴトレーダーもいる。

また、孤独な職業でもあるトレーダーが人と触れ合うという意味でツイッターは最適と言える。

単純に人との交流を楽しむという意味でもツイッターは使えるツールと言えよう。

無料ブログや株式投資サイト

これは本当に多くなった。以前は無料ブログと言えば個人投資家のデイトレード結果を報告するようなものばかりだった。もしくは有料サイトへ誘導するブログだ。

他人の収益に興味があれば楽しめるブログも多くあった。

しかし自分が勝つために必要な情報が欲しいという人からするとそんなに有益なツールではなかった。

それが現在では個人が運営するブログやサイトが非常に力を持っている。

これは株式投資に限った話ではない。

例えばクレジットカード情報やチケット情報、最近起こったニュース、農作物の育て方、果樹栽培の方法まで検索すると個人で運営するブログサイトが上位に出てくるのだ。

多くの情報を一般の個人が発信出来る時代となっているのがよくわかる。

広告費などの収益目的で作られたものもあり、内容が薄いものがあるのも事実だ。だが中にはとても真剣に、きちんと実体験を基に書いているブログサイトもある。

そういうブログから情報を得るのは非常に有益だ。

余談だが筆者自身も個人投資家のブログをヒントに負け続きだったデイトレーダー生活から脱却し、勝てるようになったタイプだ。

良いブログと出会えれば大きな転機となる可能性もあるだろう。

関連記事

その日のデイトレード収支や株のトレード内容をブログで報告しているデイトレーダーは多い。上手な人もいれば、まだ未熟ながら自身の上達のためにブログを書いている人もいる。 また、トレーダーの多くはそんなトレード結果を書いたブログをよく探して[…]

投資顧問の無料メルマガ情報

こちらは本家本元、情報を売る仕事をしている会社だ。

10年以上前も投資顧問が発行する無料メルマガはあった。筆者も複数登録していたが、それはそれはひどい時代だった。1日に複数のメールが届くというのは今も昔も同じだ。

だがその質の違いはあまりにも大きい。

10年以上前のメルマガはこのようなものだった。

・またしても当サイトの推奨銘柄が暴騰
・早くしないとチャンスを逃します
・まだ間に合います急いで下さい
・この精度は他サイトでは出せません
・この情報がこんな価格で手に入るのは今だけです

いかがだろうか。結局のところ無料メルマガというのは情報などではなく、自社有料情報を買わせるためだけのツールだったのだ。もちろん申し訳程度の情報は載っていた。

日経平均やマザーズ指数の情報、今後日経平均はどうなるかの予想などだ。

しかしリーマンショック時でも強気に買い煽り、結果的に先物予想をメルマガで大胆に大きく外すという結果となった会社もあった。

対して現在の無料メルマガ情報というのは全く別の性質を持っている。

詳しく解説していく。

無料メルマガ情報の質の向上

無料メルマガとは言え、質が向上するのはある意味で必然と言える。先述のように無料で有益な情報を提供してしまう掲示板、SNS、ブログサイトが多くなったためだ。

もしもそれらの無料ツールが有益な情報を発信し、投資顧問会社が以前のような有料会員登録を煽るだけの無料メルマガを発信していたらどうなるだろうか。

恐らく多くの人はブログやSNSをメインに使うようになるだろう。

当然無料メルマガ会員も解約する流れになる。

投資顧問会社としてはそれでは困るわけだ。

・無料で有益な情報を発信するツールが増えた
・自社は無料でお宝情報を流すわけにはいかない
・このままではメルマガ読者が減ってしまう

この状況に追い込まれたとして、あなたが経営者ならどのようなメルマガにするだろうか。無料とは言え、読者は投資顧問というプロのワンランク上の情報を期待している。

しかしお宝情報は売るためにあり、無料で提供するのは難しい。

結果として各投資顧問会社は読む価値のある無料メルマガを提供するようになった。

その上で有料会員への誘導も出来るタイプのメルマガに変化、いや進化したのだ。

現在の投資顧問無料メルマガ情報

以前のようにただ単純に日経平均を見て後解説をするようなものは減ってきた。そもそも後検証など理由は素人でも簡単に見付けることが出来るため、大した情報ではない。

代わりに相場と取り巻く環境について書かれることが多くなった。

これは株式ニュースを自分で調べるのが面倒な人からすれば非常に有益だ。株探やフィスコが発信しているような内容も盛み、勝手に配信してくれるため読者側は手間にならない。

さらに個別銘柄まで言及せずとも、テーマ株となっているセクター、国策銘柄となりそうな業種などに関しても惜しみなく触れてくれるケースが多くなった。

テーマ株というのはスピードが命であり、早く知るほど有利になる。

しかし実際には盛り上がってから知るケースが多い。

これをいち早く配信してくれることもあり、目が離せない。

お宝銘柄の無料配信

無料メルマガ会員と有料会員だけが見られるログイン後のページには無料銘柄情報もある。

無料だけに大した情報は期待出来ないと考えるのが妥当だ。

しかし、数銘柄に1つとんでもない大化け銘柄、お宝銘柄情報が書かれている可能性もある。

有料会員向けの情報がメインとなるため、無料会員にお宝情報を流すわけにはいかない。しかし適当な情報だけを流していればメルマガ同様に解約されてしまう恐れがある。

解約されずともいつまで経っても無料会員のままだ。

ゆえにどこかで投資顧問として、プロ情報サイト運営社としての実力を見せ付けるのだ。

過去の実績というページだけを見ると怪しくも感じるだろう。実際に無料メルマガ会員となり、シミュレーションで動向を見てみるといい。最終的に判断するのは自分自身だ。

無料銘柄の中から化ける銘柄を見付けることが出来るかも知れない。

有料情報が欲しいと思えば試してみる価値もあるだろう。

株式投資、デイトレードの世界で生き残るのは容易ではない。

やるべきこと、やれることは何でもやってみた方が後悔はしないだろう。

無料メルマガ会員登録時の注意点

投資顧問の無料メルマガ情報は確かに便利ではあるが、10年前と変わらない部分がある。先ほどお伝えしたように1日に複数回メールが届くという点だ。

これは人にとっては非常に大きなデメリットと感じることだろう。

後で悩まないためにもヤフーメールなどのフリーメールアドレスを1つ無料メルマガ用に作成しよう。

フリーメールとは言え、元から使っているアドレスを使うのは絶対にやめよう。

複数社登録しておき、各社から毎日複数メールが届けばすぐに見たいメールは下方に追いやられてしまう。このメアドに届くメールは全てメルマガ情報というように場合分けすべきだ。

フォルダ分けも可能ではあるが、新着メールマークが常についているのも嫌だろう。

やはり専用メールアドレスを1つ新規に作り、そのアドレスで全社登録するようにしよう。

情報を鵜呑みにしないこと

いかにプロから発信される情報とは言え、鵜呑みにしてはいけない。

株で勝つこと、デイトレで勝つことを目的として受信するのは間違いない。

しかし勝ち続けるための力がつくわけではない。そのためには考える力を養うことが大切だ。

投資顧問情報だけではない。掲示板情報、ニュース配信サイト、個人ブログなど多くの情報がある中で、どれが信用出来る情報なのか自分で精査していくのだ。

考える作業は株価を読む力を養うための努力となり、自分の中に築かれる。

もらった情報を鵜呑みにするのではなく、自分でいったん受け止め、信用に足る情報なのかを考え、さらにそこから株価を読むのにどう使うか考えることで本当の力がつくのだ。

この点も履き違えないよう注意しておこう。

まとめ

無料で得られる情報についてまとめてきた。あなたはどの程度無料で情報収集が出来ていただろうか。無料で出来ることは全てやる。努力は何でも全力でする。

それでこそ道は切り開けるものであり、仮に挫折することになろうとも未練を残さずに済む。

日常のなんてことない生活の中に株価急上昇のチャンスが隠されていることだってある。

関連記事

普段何気なく生活している中にも株取引に生かせるチャンス、ヒントはたくさんある。株価は景気の先取りなどというが、個別銘柄ではそんなことばかりではない。 実生活の中にあるヒントを使うことで株価を先取りすることも可能だ。 まずはニュー[…]

常にアンテナを張っておき、株で勝つための、デイトレで勝つための努力をしていこう。

参考までに筆者が登録している投資顧問無料メルマガの中でもよく使う2サイトを掲載しておく。無料銘柄だけでなく、相場概要についても無料で配信されるので重宝している。

また、株の学校というサイトがトレードスキル向上のための無料メルマガを開始した。こちらはデイトレ、スイングどちらも参考になるはずだ。

しかしメール数が多く来るため、プライベートメールで登録するのはオススメしない。

無料メルマガ専用のアドレスを作っておくのがいいだろう。

株の学校ドットコム無料メルマガ

ゴールドリサーチ投資アドバイザリー

勝ち株ナビ

どちらもフリーメールで登録出来、個人情報を入れる必要もないのが嬉しいところだ。